BYDは自社の手元資金を活用し、少なくとも148万元建てのA株を買い戻す予定
深センに本拠を置く同社は、自社株買い計画に基づいて1株当たり34.51米ドル以下を支出する予定である
世界最大の電気自動車（EV）メーカーであるBYDは、中国での競争激化が懸念される中、同社の株価上昇を目的として、本土上場株式4億元（5,556万米ドル）相当の自社株買いを計画している。
ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ氏の支援を受けている深センに本拠を置くBYDは、株式を消却する前に、自社の手元資金を活用して少なくとも148万元建てのA株（総株の約0.05％）を買い戻す予定であると同社が発表した。市場は水曜日に閉まる。
自社株買いや消却は市場の総株式数の減少につながり、一株当たりの利益の増加につながります。
BYDは香港と深センの証券取引所に提出した書類の中で、提案されている自社株買いは「すべての株主の利益を守り、投資家の信頼を高め、会社価値を安定させ向上させる」ことを目的としていると述べた。
BYDは自社株買い計画に基づいて1株当たり270元以下を支出するつもりであり、株主の承認が必要となる。株式買い戻し計画は承認後 12 か月以内に完了する予定です。
同社の深セン上場株は水曜、4％上昇して191.65元で取引を終え、香港の同社株は0.9％上昇して192.90香港ドル（24.66米ドル）となった。
BYDの創設者で会長兼社長の王伝福氏が2週間前に提案した自社株買い計画は、パンデミック後の中国の経済回復が依然として不安定であり、最も積極的な関心を集めた後であるため、中国の大手企業が自社株を押し上げるための継続的な努力を反映している。 -40年間にわたる米国の金利上昇は資本流出を引き起こした。
BYDは2月25日の取引所提出文書で、2月22日に王氏から4億元の自社株買いを示唆する書簡を受け取ったと述べたが、これは同社が当初自社株買いに費やす予定だった金額の2倍である。
BYDは2022年にプラグインハイブリッド車を含む世界最大のEVメーカーの座をテスラから奪った。
同社は昨年、中国の消費者のバッテリー駆動車への関心の高まりに後押しされ、純粋な電気自動車の販売台数で米国の自動車メーカーを上回った。
BYD の自動車のほとんどは本土で販売され、総納入台数の 8% に相当する 242,765 台が海外市場に輸出されました。
テスラは全世界で 182 万台の完全電気自動車を納入し、前年比 37% 増加しました。
BYDは2月中旬以来、競合他社に先んじるため、ほぼすべての自動車の価格を引き下げている。
水曜日、BYDは改良版Seagullのベーシックバージョンを従来モデルより5.4％安い6万9800元で発売した。
これに先立ち、月曜日にはクロスオーバー車「ユアンプラス」の開始価格が11.8％引き下げられ、11万9,800元となった。
投稿日時: 2024 年 3 月 13 日
